「LED装置初号機」の製作に先駆け、試作版の「LED装置零号機」に防滴化工事を施し、ベランダの温室に設置しました。
 これまで屋内使用にかぎっていたため基板が剥き出しでも問題ありませんでしたが、屋外使用となれば雨が吹き込む事態も想定した漏電対策が必要でした。以下、工作の手順。
ケースは百均ショップのダイソーさんで手に入れた105円のアクリル製飾り箱。本来は模型などを飾る用途のようですが、これがサイズ的にLED装置零号機にぴったりでした。
まずはLED装置零号機のDCジャックやオンオフスイッチを取り付けるための穴をドリルで側面に開けます。ところが、太いドリルでガリガリやっていたら、パキッとケースの淵が欠けてしまいました(汗)。

こんなこともあろうかと、以前、ホームセンターで購入した住友スリーエムさんの超強力接着剤「Scotch 強力接着剤スーパー多用途」で補修。確か、壁に植木鉢だったか何だったかをくっつける映像で強力さやなんでもくっつける性能をアピールしていた製品です。

DCジャックやオンオフスイッチは抜き差しなどの圧力がかかるためステンレス製の補強パネルをつけることにしました。フロッピーディスクのシャッターカバー。奇しくも住友スリーエムさんのフロッピーでした。

これにドリルで穴を開けてスイッチを取り付けました。ただ苦労の割にほとんど効果がないような…w
次は基板の固定。これはアキバの電子部品ショップ、秋月電子さんで50円で売っていた基板取り付け用ネジとスペーサーセット。黒いふた部分にドリルで4箇所穴を開け、基板を固定します。
 基本構造が完成。
 次に黒い蓋の部分やケース側面にはLED光の照射効率を上げるためアルミテープを貼付。

このままではアレなんで、ケース周囲をアルミパネルで覆い、雨が当たらないようにしました。さらにシールドつき針金でアルミパネルを固定。これで棚板にぶら下げることもできるようになりました。

早速温室に設置。以前のように植物の安眠を妨害して枯死させることがないよう、タイマーで夜間は照射を休止することにします。
 設置したのは、ブロッコリー畑の上。こうして見ると、いかにLED装置零号機の規模が小さいかわかります。
 本葉を伸ばし始めたトマト苗の一部、3つ星黒トマト「ノワール・ラッセ」1株と、2つ星トマト「マルマンドVF」2株もLED装置零号機直下のブロッコリー畑にちんまりと移植し、様子を見ることにしました。
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