べランダ・ハイドロポニック 水耕栽培工房
素人工作で水耕栽培の巨木トマトに挑戦
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

巨木トマトの容積の壁
水耕栽培を始める動機となった巨木トマト。狭いベランダでどこまで大きく育てられるのか、そのためにはどうしたらよいかと、あれこれ構想を練るのが楽しみの一つでもあります。

さまざまなイマジネーションから生まれた我が工房の自作水耕栽培装置も性格付けが違い、最初に作った「ベランゲリオン初号機」は多くの根を展開できること、空中トマトを育てている「ベランゲリオン四号機」はトマト棚付近に植物を直接展開できること、そして「ベランゲリオン弐号機」は軽量さを備えながら、そこそこの養根スペースを確保できることがコンセプトでした。

ただ、自作装置には養根スペースという壁があります。トマトをどこまで大きくできるかの要素の一つは、養根スペースの大きさ。例えばハイポニカの巨木トマトの栽培槽の大きさは縦3メートル、横1メートル、高さ10センチ。容積は約300リットルです。

実際に、これだけ大きな栽培槽を設置できる家庭はあまり多くはないでしょう。四号機に至っては、土台に使った2リットルペットボトル×5本=わずか10リットル。ぜんぜん足りません。

しかし、栽培槽が大きくないからといって、大きなトマトの木に育たないとは必ずしもいいきれないような気もします。
これは、3階のベランダ東側に設置している自作水耕装置「ベランゲリオン初号機改」の内部の様子。
IMG_1128.jpg
3株のトマトの根が「NFT式(薄膜水耕)」ベッド最上段に勢いよく広がっています。

これに対し、その左隣に設置している「ベランゲリオン参号機」の内部はどうなっているかというと…
IMG_1130.jpg
根の広がり方には天と地ほどの差があります。環境の違いは、初号機改に比べ、流れている養液量が少ないこと、ベッドの表面にプチプチシートを装備していること、くらいです。

さて、この根の成長の違いはトマトの地上部にどのような差となって表れているのか…
IMG_1132.jpg
密植していて分かりづらいですが、左右2つの栽培槽にそれぞれ3株ずつ植えたトマトの育ち方に、違いはほとんど見られません。養根スペースは大きいに越したことはありませんが、成長が必ずしも根の大きさにとらわれるわけではないという例。

ところで、我が工房の自作水耕装置ではスペースとともに、どれだけ根を長く伸ばせるかを重視しています。根が長ければ養液が循環して接する根の表面積も大きくなり、肥料の吸収効率が上がるのではないかとの発想。

初号機改でNFT式ベッドを4層と「DFT式(湛液型)」槽1段を重ねて通常より根が長く伸びるようにし、空中トマト用の「ベランゲリオン四号機」も同様に、長いパイプ内に根を極端に長く伸ばす設計としたのは、このためです。

極端なたとえで、縦1メートル、横1メートル、深さ1メートルの真四角の栽培槽と、縦100メートル、横10センチ、深さ10センチの栽培槽にそれぞれ根がいっぱいに展張し同じ量の養液が流れたと仮定した場合、根が養液内の肥料分と触れ合う接点は後者の方が格段に大きくなるはずです。

さらに、根と養液が触れ合う表面積が同じでも、養液が流れる速度を変えることで成長に違いが出るようです。これは以前、ハイポニカの協和さんの幹部の方にお聞きした話ですが、成長するに従い、根に流す液肥の速度(量)を増やして肥料の吸収効率を上げているとのことでした。

我が工房でも、時期を見てポンプを増強し、流量をあげることを検討しています。

★ブログランキングに参加しています


☆関連記事
トマト工場の東側が稼動
GW水耕装置製作6 タワー型完成
GW水耕装置製作1 今度は5段甲板だ





スポンサーサイト

テーマ:ベランダ菜園&プランター菜園 - ジャンル:趣味・実用

トマト工場の東側が稼動
ゴールデンウイーク(GW)をフル活用しても完成までこぎつけられなかった3階ベランダの「2013年春夏の水耕設備計画」。ベランダ東側システムを稼動させないと、トマトの生育に深刻な影響が出ると背水の陣で臨んだGW後最初の土日。ベランダ東側の栽培槽4つが一斉に稼動しました。
IMG_1033_20130512203024.jpg

土曜日は無情にも雨だったため、室内工作に重点を置き、大破した「ベランゲリオン参号機」を新たに建造。さらに、空中トマト用タワー型栽培装置「ベランゲリオン四号機(2番機)」も1番機とほぼ同じ手順で製作しました。

晴天の日曜日、満を持してベランダで工事。
前回、残された頭の痛い問題が、水流ポンプ(エーハイムさんのコンパクト1000=東日本用交流電源周波数50ヘルツ版)のパワー不足でした。
ベランダの床に設置した養液タンクから、トマト棚に直接展開する「空中トマト」の栽培槽の高さまで十分な量の養液を汲み上げられないのです。
内経8ミリのパイプから15ミリパイプに替え、何とか養液が届くようになったものの、絶対的な流量が不足しています。
西日本なら、同じポンプながら最大揚程(汲み上げられる最大の高さ)が15センチも高い60ヘルツ版が使えるのに…

ハイパワーポンプを購入することも考えましたが、ほどなく妙案が。
「ポンプがその高さにまで届かないなら、トマトの方にがんばってもらえばいい」というコペルニクス的発想(だれでも思いつく?)
ポンプの能力に見合う高さまで空中トマト栽培槽を設置する高さを下げようというわけです。

当初は空中トマト栽培槽の最上部をトマト棚の高さ(床から2メートル)まで持ってくる予定でしたが、30センチほどこのポイントを下げることに。幸い、空中トマトとして展開する仏トマト「マルマンドVF」とロシア原産黒トマト「ノワール・ラッセ」はすでに草丈が50センチほどに成長しており、栽培槽を下げてもトマト棚に届きます。

この方式により、ベランダの東側に設置した養液タンクから、東側だけでなく、西側にも十分な量の養液を循環させられるめどがつきました。

仕上げは、養液の循環路工事。
(1)養液タンク内のポンプからのホースを分岐させ空中トマト用の零号機改と「ベランゲリオン四号機(1番機)」に入力
(2)零号機改の出力パイプを参号機に入力
(3)四号機の出力パイプを「ベランゲリオン初号機改」に入力
(4)参号機と初号機改の出力パイプを養液タンクに入力

以上で東側はすべての工事が完了。
ポンプの電源を接続すると…
シュルシュルとホースの中を水が走る音が聞こえ、まずは空中トマトの栽培槽「ベランゲリオン四号機」に到達。そして「NFT式(薄膜水耕)」の「ベランゲリオン初号機」と「ベランゲリオン参号機」にも養液が循環。最後に養液タンクに戻りました。

しかし、左右の空中トマト用栽培槽への養液量がちょうど良く半分ずつになりません。
IMG_1005.jpg
これは、プチプチシートを貼ったNFT式ベッドの表面をチョロチョロと流れる養液の様子。
水道のように高い水圧ならこんなこともないのでしょうが、ポンプの能力不足で養液の流量が左右どちらかに微妙に偏ってしまうのです。分岐パーツの角度を調整しながら、何とかセッティングを完了。
いよいよ定植です。(続く)

★ブログランキングに参加しています


☆関連記事
GW水耕装置製作7 まさかの暗転
GW水耕装置製作6 タワー型完成
GW水耕装置製作1 今度は5段甲板だ






テーマ:ベランダ菜園&プランター菜園 - ジャンル:趣味・実用

越冬計画着々
昨日建造した養液タンクベランゲリオン弐号機ビニールハウスに設置しました。
ワイヤー棚の上から順にベランゲリオン弐号機ベランゲリオン初号機養液タンク。右側にぶら下がっているのがベランゲリオン零号機改
IMG_0961.jpg
零号機改は乾燥したら地下の格納庫に撤収。初号機には弐号機同様、オーバーフロー装置を取り付けて養液タンクと組み合わせて運用する計画です。養液供給はユーハイムの小型強力ポンプ1台だけの体制としました。揚程ぎりぎりだったこれまでの高さから低い位置に変わったため、流量は豊かです。左の銀色のパイプが養液の往路。右の青いパイプが復路。今後、弐号機の養液還流口から初号機に経路を設ければ効率的に養液を循環させられます。

ところで、磐石と思われた弐号機のオーバーフロー装置にトラブル発生。ねじ式部品で圧着したにもかかわらず、養液タンクからの養液を供給を開始すると、水滴が…
IMG_0955.jpg
スパナでさらに強く締めたものの、止まらず。と思いきや、水位がオーバーフロー装置の高さに達し、養液がオーバーフロー装置の出口から還流し始めると、何とか止まったようです。水回りの工作は侮れません。とりあえず経過を観察し、必要ならパッキンを二重にするなどのさらなる密閉対策を施します。

弐号機には初号機に植えていたブロッコリーと、零号機改で育てていた最後の空中トマトを定植しました。
IMG_0959.jpg
空中トマトブロッコリーの葉陰で中央右から左方向に匍匐しているやつ)は新芽が伸びず、根も以前のようなみずみずしさがありません。新しい環境下で復活を期します。

☆関連記事
養液タンク建造
ベランゲリオン弐号機完成
ベランゲリオン弐号機建造その2

★ブログランキングに参加しています







テーマ:ベランダ菜園&プランター菜園 - ジャンル:趣味・実用

ベランゲリオン弐号機建造その1
ビニールハウスが完成したため、内部に新たに設置する栽培層(仮称=ベランゲリオン弐号機)の建造に着手しました。ホームセンター「ホーマック大井競馬場前店」で調達した、高さ20センチほどの平べったいプラスチック(ポリプロピレン)製ケース。幅39×奥行74×高さ17cmの浅型で、価格は578円(消費税込み)。同時に、幅と奥行きが同じで、高さが32.5cmの深型ケース(498円)も購入しました。安い。
このシリーズの製品を開発したDCMさんのサイトに商品開発ストーリーが載っていました。縦横どちらにも動くローラーをつけるなど使い勝手を追求したそうです。むろん、水耕栽培用途は想定されていませんでしたw

2つのケースのうち、浅型ケース内に「NFT式(薄膜水耕)」ベッド1層を設置し、ベッドから下方は「DFT式(湛液型)」とするベランゲリオン初号機の簡易型構造にする計画です。ただ、養液タンク機能は持たず、ケースの底部分に直接オーバーフロー式の養液排出口を取り付け、そこから洗濯用ホースで下部に設置する養液タンクに養液を循環させる方式を想定しています。

プラスチックケースに丸い穴を開ける工具がなかったので、ホームセンター「ホーマック大井競馬場前店」さんで電動ドリルに取り付けるホールソーを調達。直径25ミリを筆頭に6種類ほどの刃が入って980円と安かったです。

オーバーフロー式排出口は、上部と下部で幅の大きさが違う塩ビパイプ(値段は60円くらいだったような…)を選びました。上部の吸い込み口が広いので根が詰まりにくく、排出口(外経は25ミリ)が狭まっているのでケースへの取り付けが比較的簡単なのではないかと考えたためです。ドリルで開けた穴にこのパイプを差し込み、防水用コーキング材で隙間を埋めるという構造を考えました。

ホールソーを使うと、思いのほかきれいに、しかもスピーディーに穴あけができました。購入したホールソー(ドリルの先端部分)と、浅型ケースに開けた穴の写真です。
IMG_0745.jpg
これは今後の栽培装置の加工にも活躍しそうです。

この穴にオーバーフロー用の塩ビパイプを固定して密閉するため、コーキング材を購入したのですが、穴開けをして塩ビパイプをはめてみたところ、ケースの厚みが薄いため、ゆるゆる。おまけに、コーキング材の説明にはポリプロピレンが適用外だと書いてあるではありませんか。ポリプロピレンが利用できる製品に交換(実際には返金→新たにレジで代替品を購入する手順)しようとしたところ、コーキング材のすべてにポリプロピレン不可との表示があり、行き詰まりました。この接合をどうすればよいのか。イマジネーションの乏しい素人工作プロガーに、新たな試練です。

☆関連記事
活動限界まで15日?
ビニールハウス計画その4
たぎる野望

★ブログランキングに参加しています






テーマ:ベランダ菜園&プランター菜園 - ジャンル:趣味・実用

ビニールハウス計画その4
ビニールハウスをなんとしても、きょう中に完成させなければ、との焦りを嘲笑うかのごとく、夕刻にかけ天気予報では降らないはずの雨が…
ただ、ワイヤー棚の組み立てはそれほど難しくはなく、何とか、形にはなりました。記念撮影。
IMG_0747.jpg
ビニールハウスの手前はベランゲリオン初号機、右の銀色の細長い物体は空中トマトを育成しているベランゲリオン零号機の下部です。

うーむ。緑のカーテン用支柱の内側にワイヤー棚が同居しているというのは、景観上(私しか見ていませんが…)、どんなもんでしょうか。

それはさておき、ビニールハウス工作の手順のメモです。
ワイヤー棚を組み上げる(支柱直径は21ミリ)
②側面にビニールハウス用のビニール(ワイヤー棚と同じ高さの1.5メートル幅で注文しました)を巻きつける
③園芸支柱用クリップ(直径20ミリ用)でビニールを支柱に固定する
ワイヤー棚上部にビニールをかぶせて固定する
以上。

そして、とりあえず気づいた問題点。
①屋外設置のためワイヤー棚の支柱及び棚の金属に確実に、さびが出る(焼け石に水ですが、ぼろきれに百均で買った「万能オイル」をしみこませてワイヤー棚の表面をなでておきます)
②台風や強風の際に、たぶんビニールが破ける(ビニールを予備のため長めに買っておきました)
③大雨が降った際に、たぶん(ほぼ確実に)、天井部分に水が溜まり、その重みでビニールが破損する(ビニールハウスの上部にある緑のカーテン用支柱に雨よけビニールを張って三角形の屋根にし雨を下に逃がす方向で検討中)

本日の作業は、これにて打ち切り。新たな水耕栽培装置の設置は明日以降に持ち越すことにしました。

☆関連記事
ビニールハウス計画その3
ビニールハウス計画始動
たぎる野望

★ブログランキングに参加しています






テーマ:ベランダ菜園&プランター菜園 - ジャンル:趣味・実用



目次



最新記事



ユーザータグ

空中トマト マルマンド トマトサビダニ ぜいたくトマト ノワール・ラッセ ベランゲリオン四号機 ベランゲリオン弐号機 フルーツルビーEX 藤棚 つくつく房枝 ブランディワイン ベランゲリオン初号機 NFT式 ビニールハウス ホーマック ベランゲリオン零号機 ベランゲリオン参号機 サングランデ アーリーセーフ LED ベランゲリオン初号機改 LED装置零号機 キュウリ 麗夏 ゴーヤ ブロッコリー ビタミンエース こいあじ ホーム桃太郎 大塚ハウス セラミックファンヒーター ベランゲリオン四号機改 ポンプ 温室 DFT式 コロマイト 緑のカーテン パッションフルーツ 朝顔 オーバーフロー ハダニ アスパラガス LED装置初号機 ベランゲリオン零号機改 秋トマト エーハイム 新北星 巨木トマト トマト チェリーメイト ケーヨーデイツー 猛暑 養液タンク ロックウール チューリップ アイリスオーヤマ 防根透水シート アブラムシ レジナ モレスタン ベランゲリオン参号機改 ベジタブルライフA レッドオーレ つくつく ベタな自動給水装置 ダニ太郎 ケンマート 桃太郎 うどん粉病 ハイポネックス 尻腐れ 台風 タカノツメ カリ 窒素 ハイポニカ 栽培槽 リン酸 ハイビスカス 花工場 カルシウム ヘンルーダ オオゼキ タバコガ 三越本店 トマトトーン コーナン チョコちゃん オーバーフロー装置 西洋朝顔 レッド・オーレ ケイヨーデイツー ダイン アブラー 断根 マイクロナノバブル 結束バンド 水耕栽培装置 カダンセーフ アルミニウム チェリーメート 捻枝 養液 「ベランゲリオン四号機改 「フルーツルビーEX F1 噴霧器 イオウフロアブル プランター 室外機 ペットボトル 唐辛子焼酎 白ゴーヤ ミリオン DFT NFT 珪酸カルシウム トマト棚 インパチェンス 就眠運動 就眠活動 栽培層 ワイヤー棚 アゲハチョウ ヒーター 完熟王 LED装置初号機 太陽光反射パネル 越冬計画 ホップ 高リコピントマト マグネシウム LED装置零号機 インシュロック クエン酸回路 鉄分 べランゲリオン初号機改 エキナセア こくうま赤のミニトマト プチプチ べランゲリオン弐号機 熱帯魚用ヒーター 



最新コメント



プロフィール

glass★hoppy

Author:glass★hoppy
年齢別構成--M3
生息地域--東京
脳内成分--園芸(水耕栽培、花壇)、料理、酒、ロードバイク、各種工作(栽培装置、電子装置、パソコン、自転車)、経済情勢、国際情勢、帝国海軍、戦国武将、藤沢修平



QRコード

QR



リンク

リンクフリーです

このブログをリンクに追加する



RSSリンクの表示



月別アーカイブ



来訪者





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。