記録的な雨天曇天続きの中、昨日は東京に久しぶりに青空が顔を見せたのもつかの間、わずかのうちに曇り空に戻りました。 日照不足の影響は明らかで、3階ベランダ・トマト棚のトマトの生長ペースも精彩を欠いています。 東側に定植した麗夏。
 花こそつけているものの、枝は細く、樹勢は良好とはいえません。 写真左の実は西側から枝を伸ばしている中玉「つくつく房枝」のもの。
つくつくは、8月の猛暑による瀕死状態から回復し、ここへきていくつか新しい芽が出ています。

この機に、西側の空中トマト用タワー型栽培装置「ベランゲリオン四号機」にセットしてあるつくつくと、東側の地上栽培装置「ベランゲリオン弐号機」にセットしてあるミニトマト「秋どりミニトマト・チェリーメイト」のコンバートを行うことにしました。
というのも、ベランダは秋以降、徐々に屋根の影に入り、やがてトマト棚上部を除いて日照がなくなってしまいます。チェリーメイトは背が低く、日に当てるにはトマト棚での育成が必須。これに対し、つくつくは1メートル以上も伸びた枝の先から葉を出しているため、地上栽培装置に定植しても、トマト棚の上部に葉を展開させることができるのです。
タワー型装置からつくつくを抜いてみると、1メートル以上ある根は猛暑に痛めつけられ褐色に変わっていました。 しかし、気温の低下の中で新たな白い根が伸び始めています。

東側にセット。
 しかし、これはパッと見、枯れ木。撤収せずに、ここまでやる意味があるのか、と思ったりもします。
並んだ麗夏とつくつくの記念撮影。

一方、つくつくを定植していた位置にあったチェリーメイトは、西側のタワー型装置に。
 写真下半分に写っている大きな葉は、夏植えキュウリ「新北星」。
タワー型装置のパイプ部分を遮光するグリーンカーテンの完成です。
 この目的でパッションフルーツを植えたりしましたが、これがやりたかったのです。 惜しむらくは、猛暑が去ったこの時期、ぜんぜん役に立っていないこと。
それにしても、日照不足をものともしない、新北星の生長力のすごさ。 新北星を定植している「ベランゲリオン弐号機」は上段が「NFT式(薄膜水耕)」、下段が「DFT式(湛液水耕 )」の2段甲板方式ですが、上段の栽培ベッドから下段に伸ばした根が養液の中で広がりまくっています。
 太い根から酸素を吸収するための細い根が伸び、水面から顔を出しています。水耕栽培業界でいうところのいわゆる「根が活性化している」状態。
ただ、曇天が続いているためか、一部にうどんこ病が発生しているのに加え、少数ながらアブラーもいます。
 アーリーセーフでケアをしているものの、乗り切れるかどうか。
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