べランダ・ハイドロポニック 水耕栽培工房
素人工作で水耕栽培の巨木トマトに挑戦
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つくつくも熱波で危篤
先週、一週間にわたり東京を襲った熱波は3階ベランダ・トマト棚で孤軍奮闘していた中玉トマト「つくつく房枝」をも蝕み、瀕死の状態に陥れました。
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葉はからから。空中トマト用タワー型栽培装置「ベランゲリオン四号機」の直下に連結している栽培装置「ベランゲリオン弐号機」の中に伸びた根も高温のため褐色に。
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先週金曜日は都心で37.7度を記録。その時間はオフィスにいましたが、ベランダの気温は気象庁の観測気温プラス5度程度なので、おそらく42~43度に達していたと思われます。

ただ、つくつくは完全にお亡くなりになったわけでもありません。
ベランダの床からの照り返しによる熱の被害が比較的穏やかな上方の枝葉には、 毛茸(もうじ)も見え、なお生体機能は維持しているようにもみえます。
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猛暑が一段落すれば持ち直す可能性も。
このため、枯れ上がった枝と実を整理して様子を見ることにしました。

撤収した実。
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半分以上は廃棄。

お亡くなりになった超大玉「ブランディワイン」の装置に定植していた「サングランデ」も瀕死の容態となり、現在1階の土耕環境で養生中。土日は暑さが和らいだものの、週明けには熱波が再来するとの予報。当面は逼塞しているほかはありません。
猛暑が去った暁には、ひそかに入手したトマト苗で再起を図る計画です。


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超大玉、壮烈な最期

3階ベランダ・トマト棚東側の超大玉トマト「ブランディワイン」が、猛暑との死闘に敗れ壮烈な最期を遂げました。
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写真手前に見えている青々とした葉は、ブランディワインではなく、トマト棚西側の中玉トマト「つくつく房枝」のもの。
赤く熟れてきたブランディワインの大きな実がぶらさがっているのは、すべて枯れた枝です。

これはブランディワインのへたの部分。
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枝葉はからからに乾き、薪のようになっています。夜、帰宅して巡回すると、すでに再生が困難な状況でした。
同じルートで養液を供給している第3のトマト「サングランデ」やパッションフルーツは枯れていません。
つまり、養液以外の要因で枯れたというわけ。

このところ、ベランダの気温も40度弱から時間によっては40度超え。
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高温から身を守るため、葉から大量の水分を蒸散しようとするものの、根からの水分吸収が間に合わないと、こうなるようです。
養液の水温も時間帯によっては浴槽の設定温度より高い40度にまで上昇するため、蒸散によって冷やそうと吸い上げた水分がお湯という過酷な状況。さぞかしつらい戦いだったことでしょう。合掌。

ブランデイワインは育てにくいとされていますが、日本の猛暑にはことのほか弱いようです。
やむなく、実を収穫して撤収。
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大きなものは300グラム超え。青いものを含め、36個でした。
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大きな実がなくなったトマト棚東側の風景。
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枯れた枝は45リットルのゴミ袋の半分ほどに。
根の様子はというと…
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褐変していました。根の長さは約1メートル。

ブランディワインを育てていた東側の空中トマト用栽培装置「ベランゲリオン四号機」には、こんなこともあろうかと、準備していたサングランデを定植することに。
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この小さな体ですでに大玉を4個ほど生らせ、現在も大きな実を一つ抱えています。
ただ、この株も連日の猛暑で弱り気味で、根は茶色に変色。
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猛暑が続いている中で同じ場所に植えるとブランディワインの二の舞になりかねません。それでも、すでに40度近い気温と、お湯の養液で生き延びてきた猛者。暑さに対し、それなりの耐性は獲得できているはずです。
というわけで、空中トマト発進!
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トマトサビダニにも憑依されて剪定したため、弱々しい感じですが、どこまでがんばってくれるか。

一方、こちらは同じ高い気温と養液という環境をものともせずに平然と枝葉を伸ばしているつくつく。
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トマト棚での日照争奪バトルに勝利し、今や市場を独占するジャイアントに。暑さへの耐性が2株のトマトの明暗を分けたようです。

高温にもかかわらず、次々と実を生らせ、涼しくなってからの片手間の収穫作業では採り切れない実がずいぶんあります。
ぶら下げたままにしておくと、強い日照と高温ですぐ傷んでしまいます。
本日は少し気合を入れて収穫。
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30個くらい。ピンポン玉ほどの大きさなのでこれくらいでも見た目以上にズッシリ感があります。

さて、大量収穫したブランディワインの実のうち、完熟していない実や青い実はリンゴと一緒にビニール袋に入れ、地下室の涼しい場所で追熟することにしました。

熟した実を切ってみると、
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まるでスイカのような果肉。
糖度はさほど高くないように感じますが、酸味とのバランスが絶妙。以前より格段においしくなっていました。とくに舌触りはフルーツのようななめらかさ。噛んでおいしさがあふれ出るジューシーな感じは独特です。すっぱさを警戒しながら口に入れる、昔ながらのトマトとは対極にあるトマトといえるでしょう。

トマト棚で優雅に広げる大きな葉や、どこまで肥大するのか楽しみな大きな実は見ていて楽しい品種でした。
高温のベランダで育てられるめどさえ立てば今後も栽培したくなるトマトです。

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梅雨明け即44度!! 灼熱のベランダ
本日の関東地方の梅雨明け宣言とともに、3階ベランダの灼熱地獄シーズンが幕を開けました。
空中トマトの上に降り注ぐ強烈な陽射し。
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この空間は、ほとんど生物が生存できる環境とはいえません。
EC(導電率)メーターとして使っているTDS(総電解物質)メーターのスイッチを入れると、ディスプレー下段に表示されている温度(気温)はグングンと上がり…
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何と44度に。

養液タンク内の水温は39.6度(ちなみに上段の数値はTDS値=EC値に換算すると、679/500=1.358)。
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これはトマトにとって活動限界の水準。根が溶けたり、尻腐れに直結したりしかねない危険な温度です。

この高温下で新たな問題が発覚。
養液に酸素が溶け込みにくくなる日中の時間帯だけ稼動しているエアポンプがかなりの高温に達していたのです。
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触って「熱い」と感じるほど。50度以上はあるでしょう。
エアを送るビニールのパイプもポンプの接続部分が熱のため黒ずんでいました。
このポンプと24時間タイマーは防水のため大型ペットボトルを利用したケースに入れていました。
運転により熱を持つポンプが、高い気温の中で普段以上の熱を持ち、さらに空気が滞留するケース内部に蓄熱したものと思われます。
この熱い空気を養液に送り込んでいたわけですから外気が伝わる以上に水温が上がっていたと考えられます。
これを防ぐには空冷ファンを当てる必要がありますが、防水仕様でファンつきケースを作るとなると一仕事。とりあえずエアポンプの運転は見合わせることに。
高温のため、ただでさえカルシウムが吸収しにくくなっている中で、ポンプの運転停止で溶存酸素まで低下すれば尻腐れのリスクが一段と高まります。

悩みの種はポンプだけではありません。
空中トマト用タワー型栽培装置「ベランゲリオン四号機」のパイプ部分に当たる直射日光。
表面には遮光用のアルミ素材を張ってあるため、日光の反射率は高いはずですが、熱は跳ね返すことができず触ってみるとかなりの高温になっています。
パイプ部分内部の根が熱で致命的なダメージを受けかねません。
これは、東側で超大玉トマト「ブランディワイン」を定植している四号機のパイプ部分。
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このパイプを遮光する目的で下部に連結している「ベランゲリオン弐号機」に定植したパッションフルーツ(写真右)と今シーズン第3のトマト「サングランデ」(左)はいずれも想定外の超鈍足生長ペース。緑のカーテンによるパイプ遮光計画は構想倒れに。パッションフルーツの誘引用にと、パイプ上部に黒いビニール皮膜の針金を張りましたが、徒労に終わりました。

新たに細長いすだれを百均ショップで購入。
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それでも、パイプの全長の半分ほどは直射日光にさらされてしまいます。
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すだれは西側の中玉「つくつく房枝」用のパイプにも。
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これは、トマト棚東側のブランディワイン
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トマトサビダニ対策でのヘアカット後、枝葉の展張ペースは鈍く、上空はがらんとしています。
大きな実は、梅雨明けとともに一気に赤熟が加速しそう。

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気温37度…ベランダの高温対策
台風一過、強い陽射しが降り注ぐ3階ベランダのトマト棚。
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その暑さはだだごとではありません。
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午後1時の気温は7月というのに早くも37度。

養液の温度は…
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33.9度。
おまけに、養液タンク内の水位も下がり、ECは3を超えています。
1日前は2.0近辺だったのに、暑さの中、水だけを消費し、濃度があがったようです。

うーん。この辺はやはり…
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高温障害による尻腐れの出始めでしょうか。

高温対策の材料を買いに百均に。
これは空中トマト専用栽培装置を少しでも直射日光の熱から守ろうと設置したすだれ。
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風の強い日ははずさなければなりません。

そしてこれは、水分が蒸散しやすいマイクロファイバーのタオルをすのこに引っ掛けたもの。
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養液タンクのそばに置いて、マイクロファイバーのタオルに水分を含ませ、気化熱で水温を下げる工夫です。
ほとんど気休め。

高温化による影響で心配なのは尻腐れだけではありません。
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サビー、アウトブレークなう
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つぶさに調べると、トマトサビダニの侵攻は予想以上に速いペース。トマト棚上部の手の届かないところまで侵食されるとお手上げです。3階のトマト棚は初動が大事。早くも特効薬を投入するときがやってきたようです。
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コロマイト。これでサビダニに無慈悲な一撃を加えます。

あまり気温が高いと薬害が出るため、夕刻を待って散布します。
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しかし午後6時半になってもなお33度…。

1時間ほどかけて徹底的に古い葉を整理。散布しやすくしました。
刈った枝葉は大きなビニール袋2袋分。そして夜の帳が下りる中、粛々とコロマイトを散布。
成果やいかに…

ところで、これは先日収穫したデルモンテ製「ぜいたくトマト」。
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100グラムと150グラム。
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どちらも水没テストに合格しました。

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猛暑に白旗
サビダニが蔓延していた西側の空中トマト2株は土曜日の夜に切り戻しを敢行しました。比較的トマトサビダニ被害が小さい東側トマトがトマト棚上で西側トマト群と交錯しており、感染を防ぐねらいもありました。

これはさっぱりした空中トマト4号。
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ほとんど根だけになった株から再生に向け元気な新芽が伸びてくれたら嬉しいのですが…

しかし、どうしたことか、多少葉を残していた空中トマト3号の葉は、朝方から萎れています。
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養液の循環がストップしたのかと思いましたが、原因は養液タンクの水温。34度もあり、手を入れるとほとんどお湯でした。ベランダの温度計も午前中から44度に。
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自作水耕装置「ベランゲリオン参号機改」に定植したばかりの「ホーム桃太郎」も熱中症でダウン。
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本当に、この猛暑にはお手上げです。

気休めにすぎませんが、できるのはベランダ全体に水をまいたり、養液タンクにわずかな量の氷を投入するくらい。現在試しているのは、百均で購入した新兵器「マイクロファイバークロス」を使った気化熱冷却。
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吸水・速乾性抜群のハイテク布地。これに水を含ませて、すのこに貼り付け、養液タンクのすぐ横にたてかけています。
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休日には数時間おきに行っているベランダ全体への散水とともに、このハイテク布地にも水分を補給しています。比較テストを行っていないので、効果のほどはわかりませんが、多少なりとも養液タンクの水温引き下げに貢献しているのではないでしょうか。

来季以降の構想として、養液ケースの2カ所にファン(inとout1個ずつ)を取り付け、気化を促進する構想を検討中です。ファンによる気化は最大で外気温より3度低くできたとの報告もあります。しかし、養液タンクは本来、蚊などの虫が侵入しないよう密封しており、これでは気化が促進されません。さらに屋外で使用するため、ファンの防水をどうするか…。簡単ではありません。

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Author:glass★hoppy
年齢別構成--M3
生息地域--東京
脳内成分--園芸(水耕栽培、花壇)、料理、酒、ロードバイク、各種工作(栽培装置、電子装置、パソコン、自転車)、経済情勢、国際情勢、帝国海軍、戦国武将、藤沢修平



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