べランダ・ハイドロポニック 水耕栽培工房
素人工作で水耕栽培の巨木トマトに挑戦
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日照不足でクエン酸回路作戦
ベランダ3階にあるトマト棚は、心配していた台風27、28号による被害をまぬかれ、今冬の収穫に望みをつなぎました。
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しばらくぶりに強い陽射しに恵まれたトマト棚上部の様子。
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一見、順調のようですが、台風26号による後遺症は甚大。暴風により枝葉が大量に失われ、光合成が十分にできないのです。これではせっかく着果した実に栄養を送ることができません。
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地上部に植えているホーム桃太郎の主枝についた果房。たくさん実がついているものの、側枝がほとんどなくなり、生育ペースが落ちています。

さらに、暴風で南の屋根側に寄せられてしまった枝葉の大部分は屋根の影に入って、陽が差しません。
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たくさんの実がぶら下がっている写真の右側が日陰部分。成熟に支障が出そう。

東側も枝葉が重なり、下の方は完全に日陰に。
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それでも中玉トマト「ビタミンエース」の一部が色づき始めました。

これは屋根のすぐ近くで実をつけた仏原産マルマンドの実。
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この位置は狙われやすいと危惧していた通り、鳥が入り込み始たようです。
こんなに青い実を食べるとは…。そういえば、マルマンドは青い実をガリガリ食べるマニアックトマトという記事をどこかで見たような気がします。

これは空中トマト栽培用の「ベランゲリオン四号機改」で育っているホーム桃太郎
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この株は生殖成長が最も旺盛で、曇天や雨続きだった先週も新しい枝葉を伸ばしていました。

さて、日照不足をどう補うか。
いよいよ「クエン酸回路作戦」発動のときがやってきたようです。

以前薬局で購入していたクエン酸粉末。
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購入直後に猛暑とトマトサビダニの被害を受け、クエン酸回路どころの騒ぎではなくなり、お蔵入りとなっていましたが、ようやく日の目を見ることになりました。

クエン酸粉末1グラムを水1リットルに溶かして0.1%希釈液を作り、葉面散布を始めました。

これにより、貴重な光合成の成果物を実の肥大に回してもらおうという狙い。葉面散布にしたのは、養液の中にクエン酸を直接投入するとphが下がってしまう心配があるため。どれほど大きな効果が出るものか…

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EC20?でもトマトは元気
EC(導電率)値が10を超えているとみられるベランダのタンク内養液。
以前なら猛暑日の晴天の日に1日50リットルを消費していました。
水だけを供給し2日もすれば劇的に濃度が下がるはず。
しかし、先週来、気温がやや下がったためか養液減少ペースが鈍化しています。
そこで、先週日曜日にタンク内の養液の一部を排出して水を供給し、濃度を強制的に引き下げることに。

水中ポンプを使い、空の2リットルペットボトル16本に32リットル分の養液を移動。
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その上で養液タンク内の上まで水を満たします。
タンク容量は100リットルなので、濃度は3分の2に薄まった計算。
TDS(総電解物質)メーターで計測すると…。
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やっぱり計測不能。

タンク内の養液を採取して水を加え、2倍に薄めると、4000(EC換算で8.0)強。
逆算すると…タンク内の養液濃度がとんでもない数値だったことが分かります。

でも、トマト棚の上のトマト群の様子はというと…。
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元気です。これはベランダ東側。
新しい枝葉が伸び、花も咲いています。
ややみずみずしさが足りない感はありますが。

こちらは西側。
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こちらもピンピン。トマトは高濃度養液にも耐性があるのでしょうか。

同日収穫した房成りミニトマト。
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大玉と合わせると収穫数は合計50個くらい?
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EC測定不能…で永田式トマト?
ベランダのトマト群は、晴天の猛暑日なら1日で約50リットルの養液を消費します。
このため朝晩の2回に分けて減少分を供給していますが、これまで養液の濃度管理は野生の勘に頼ってきました。

しかし猛暑続きで養液に狂いが生じやすくなってきたため、遅ればせながらECメーターを購入。
「高精度ECメーター」をうたった製品ではありますが、届いたのはTDS(総電解物質)メーターでした。
まあTDS値を500で割るだけでEC値が出るので実用上問題はありません。

早速、養液タンクの養液を計測してみると…
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TDS値は表示されず。壊れてる?

水道水を試してみると…
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測れてる。

ということは、養液は測定不能の濃度ということに…(汗)

マニュアルを見ると、「最大測定値は5000」。
5000÷500=…。EC値に換算すると10を超えている計算です。

それでも、今のところトマトに枯れる兆候は出ていません。
当面は水の供給だけにとどめ、徐々にEC値を下げることにします。
危ないところでした。

ところで、昨日大量収穫したトマトが、当初収穫したトマトと同じ品種とは思えないおいしさで家族もびっくり。
冷やしトマトにしたフランス原産大玉品種「マルマンドVF」。
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甘みが乗っています。
ロシア原産黒トマト「ノワール・ラッセ」もひび割れた表皮からの加重がベトベトするほどの高糖度。
高濃度の液肥のせい?
収穫時にかけてたまたま液肥の濃度が上昇したため、図らずも水分の吸収が制限され「永田式トマト」になったのではないかと推測しています。

ひょっとして、多発している尻腐れも、気温のせいばかりでなく、高濃度液肥が原因かも…

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大塚ハウス2号の葉面散布
養液に多めのカルシウムを配合しているにもかかわらず、連日の猛暑の中、3階ベランダの東側トマトの尻腐れが収まりません。中玉やミニトマトには影響はなく、発生はもっぱら大玉。
中でも6月中下旬に甚大な被害を受けたのが、巨木化を目指している、空中トマト2号(品種は仏産大玉トマト「マルマンドVF」)。
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第3果房以降の着果分は7~8割が尻腐れとなり、ほとんど摘果せざるを得なくなりました。(写真は6月19日)
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養液には、カルシウムが主成分の「大塚ハウス2号」を多めに配合しているのに症状が改善しないのはなぜか。
ICHIさんのブログのコメントで疑問を投げかけ、核心に迫る見解をいただきました。
それは、我が工房の環境の場合、温度上昇により、根がカルシウムを吸収できなくなっているのではないかとの説です。

空中トマト2号を定植したタワー型水耕装置「ベランゲリオン四号機改」は、水中ポンプからの養液の流量が比較的少なく、外気温が大きく上昇した場合、液肥による根の冷却効果が十分でない可能性が高いのです(根の温度が上がると、カルシウムを吸収しにくくなります)。

養液タンクに3台目の水中ポンプを設置し、空中トマト2号の養液の流量を増強(液冷効果アップ)する計画でした。しかし、ポンプを強化して流量を増やすと、養液溢れのリスクが高まります。流入量と流出量のバランスの調整が難しいだけでなく、流量を増やすことで根が太くなり、パイプ内の隙間が小さくなる可能性があるのです。

このため、まずカルシウム剤の葉面散布を試すことにしました。根からカルシウムを吸収できない場合の有効な対策とされています。
最寄のホームセンター2軒を訪ね、葉面散布用カルシウム剤(ネットで調べると、葉面散布専用の製品が数種類市販されています)を探したものの、2店とも扱っていませんでした。店員さん曰く「農協ならあるかも」…

ホームセンターは、なんでも置いてあるイメージが強いですが、水耕栽培関連のラインナップが非常に貧弱であることを改めて痛感しました。
ECメーターや、そこそこ強力な水中ポンプ、布タイプの防根透水シート、それに大塚ハウスシリーズ…
これらはほとんど通販に頼るしかありません。

裏を返せば、水耕栽培市場の底辺がまだまだ小さいという証しでもあります。
もっと水耕栽培が一般化すれば、ホームセンターで入手しやすくなるかもしれません。

葉面散布用カルシウム剤の話。
ホームセンターで、店員さんに頂いた提案には、ちょっと驚かされました。
葉面散布専用のカルシウム剤の代わりに、液肥を薄めて散布したらどうか…と。

えっ 葉面散布用でなくてもいいの?

しかも、勧められた液肥は、三大肥料にカルシウムがちょっぴり配合されている製品。
「それなら大塚ハウス2号の薄め液でいいじゃん」w

というわけで、百均で買った容器スプレーに、大塚ハウス2号の薄め液を入れて散布することに。
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トマトの実の表面が濡れた後に日光を浴びると劣果になってしまうため、散布はもっぱら帰宅後の深夜。果たしてどれだけ効果が出るものか。

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続・大塚ハウスのお点前
大塚ハウスの具体的な利用手順をリポートする第2弾。

大塚ハウスの大袋(10キログラム入り)から実際に養液タンクに養液を注入するまでの手順は、まず粉末を溶かした高濃度の原液を作り、さらに原液を薄めて養液を作るという2段階。わが工房では、なるべく労力を省くため、原液は4リットルの大型ベットボトルで作ります。作業台代わりの地下室のはしご段の上に秤やペットボトルを並べて作業しました…傍から見るとちょっと怪しい行動w
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まず、どれくらいの粉末を溶かして原液を作ればいい?
我が工房の場合

大塚ハウス1号の場合→4リットル当たり600グラム
大塚ハウス2号の場合→4リットル当たり400グラム

という計画でした。

しかし、希少品の4リットルペットボトルは我が家に1本しかありません。
このため、とりあえず大塚ハウス2号は2リットルペットボトルに200グラム作ることに。
5号の場合、2リットルペットボトルに40グラム。

実際に粉末をペットボトルに入れる作業。大塚ハウスの大袋にはキャップ(百均で購入した「フタックル」という商品)を装着したため、大袋を抱きかかえて傾けながら粉末を秤の上に置いたケースに空けます。重っw

次に、適正量を測った粉末を漏斗を使いペットボトルに落とし込みます。
1号はサラサラしていて落とした瞬間は粉末が煙のように舞い上がるほど(吸い込まないように)。これに対し、2号は顆粒状で、漏斗の細い部分に詰まり、スムーズにペットボトルの中に落ちていきませんでした。この作業に使う漏斗は、大型がお勧めです。

粉末を入れたペットボトルには、まず半分ほどお湯を入れ、ガシャガシャ振り回します。
粉末がすべて溶けたところで満タンまでお湯を注入。
出来上がった大塚ハウスの原液。右から1号、3号、5号です。
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作った原液は遮光のため黒いビニール袋に入れ保管します。

我が家のベランダの養液タンクの容量は100リットル。
EC(導電率=液肥の濃度を測る便宜的な基準)2.6の養液を100リットル分作るには、上の調合割合で作った1、2号の原液をそれぞれ1リットル入れる計算。かりに真夏に1日50リットルの養液を消費すると仮定しても、原液製作は8日に1回で済みます。

養液づくりでは、この日のために、1階からホースで引き回していた水道が威力を発揮しました。
水道ノズルをオープンにすると、シュッという音とともに勢いよく水が噴射。およそ5分で100リットルタンクは満タンに。昨年のように5リットルジョーロで運んでいたら20往復が必要でした。考えただけでげんなりする水奴隷の苦役から解放され、実に楽チンです。

ところで、水耕栽培への水道水の影響について、うはうは! さんのブログで気になる記事を見つけました。

養液を一度にたくさん入れ替えると塩素により枯れ死にする心配があるというのです。
昨年の我が家のトマトの突然死もひょっとしてこれが原因かも。
ということで、これも調達しました。鑑賞魚用のカルキ抜き。
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これをペットボトルに溶かしておいて利用します。

原液から養液を製作する手順は、
(1)水流ポンプの電源を切る(水道水や原液がそのまま循環しないように)
(2)水道水をタンクの9割くらいまで注入
(3)カルキ抜きを投入
(4)大塚ハウス原液を投入
(5)ノズルシャワーで残りの水道水を注入(攪拌のため)
(6)水流ポンプの電源をオン

作業全体を通して見れば、原液作りには多少手間がかかるものの、ほぼ想定通りスムーズに養液作りが出来るようになりました。

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1日25リットル!!






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Author:glass★hoppy
年齢別構成--M3
生息地域--東京
脳内成分--園芸(水耕栽培、花壇)、料理、酒、ロードバイク、各種工作(栽培装置、電子装置、パソコン、自転車)、経済情勢、国際情勢、帝国海軍、戦国武将、藤沢修平



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