べランダ・ハイドロポニック 水耕栽培工房
素人工作で水耕栽培の巨木トマトに挑戦
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イオウ殺ダニ剤の隠された効果
今シーズン、まだ1回分の使用枠が残されていたコロマイトを、まさか秋が深まるこの時期に投入しようとは思ってもみませんでした。

これまでトマトサビダニが発生すると、効果が弱いながらも何度でも使える自然成分の殺ダニ剤「アーリーセーフ」を蓄圧式ポンプで1リットルずつ、毎日のように散布していました。これによってサビダニの被害は劇的に減少させることができました。

しかし、さすがのアーリーセーフも、このところ3階ベランダのトマト棚で増殖しつつあるハダニには歯が立ちません。
とくに、トマト棚西側の「フルーツルビーEX」はかなりの被害を受けています。
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そこで、満を持してコロマイトを投入することに。
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1.5リットルの1000倍液を作り、効果を高めるため展着剤「ダイン」を数滴添加。蓄圧式ポンプでむらなく散布しました。
あらためてコロマイトの説明書きを見ると、効能一覧表になぜかトマトだけ「ハダニ」がありません。他の作物はほとんどあるのに。トマトだけは効かないというわけはないと思います。不安になるのでちゃんと書いといてください→HOKKOさんw

ところで、今シーズン、入手のチャンスに恵まれなかった幻の殺ダニ剤「イオウフロアブル(水和硫黄剤)」の話。
アーリーセーフと同じく、自然素材で作られた窒息系で使用回数の制限はありません。
個人的には、アーリーセーフ以上の効果があるのではと期待しています。

ちなみに「フロアブル」とは英語の「flowable material(流動性を有する資材)。「イオウを水に溶かしたもの」というそのまんまのネーミングですね。

この製品に注目している理由は、難しくいえば、その「作用機作」にあります。
作用機作(ちなみに、読みは「さようきさ」だそうです)とは農薬関連のテクニカルタームのひとつ。日農(日本農薬株式会社)さんのサイトによると、「有効成分が植物体内あるいは害虫の体内で効果を発揮する原理のこと」だそうです。

実は、この製品がトマトサビダニに対しどのような作用機作を持っているかは説明書などに詳しく書かれていません。
確実にいえるのは、アーリーセーフと同じ「窒息系」の効果。

これに加え、硫黄の近くにはダニがいないことから、硫黄は、何らかのアンチ・ダニ効果があると考えられているようです。これが単なる忌避効果なのか、殺ダニ効果なのかはわかりません。メーカーの一社に問い合わせたところ、「窒息効果のほか、硫黄特有の効果があるようだが、詳しい作用機作はわからない」とのことでした。

忌避効果だとすれば、トマトにとり憑いて増える前の段階からシャットアウトできる理屈。へたな殺ダニ剤より高い防除効果が期待できます。例えばハダニの場合、個体数が一定の密度に達すると、クモのように糸を出し風に乗って他の生息地を探します。この際、イオウ成分が付着したトマトの木はスルーしてくれるというわけです。

イオウフロアブルは同じ製品名で日農さんのほか、日産化学さんや大塚ハウスを作っているOATアグリオ(旧大塚アグリテクノ)さんなどが製造されています。いずれも成分は同じ。メーカーさんによると、複数のメーカーが、イオウフロアブルの製造権をもともと持っていた会社から購入し、同じブランド名で製造販売しているとのこと。もともと製造権を持っていた会社は不明。

問題は、この製品を販売している店舗が極めて少ないこと。ホームセンターは園芸系の資材が中心。イオウフロアブルなどの農薬系列の製品は置いていないのです。東京都内で確認できた範囲で、イオウフロアブルを販売しているのは、JA中央(世田谷区)さんだけ。通販で買う手はありますが、送料を入れると値段がほぼ倍に跳ね上がってしまいます。

アーリーセーフがもうすぐなくなってしまうので、次はイオウフロアブルを試す計画です。

ところで、ハダニの被害をほとんど受けていないベランダ東側の「ぜいたくトマト」の定植ポイント付近の枝葉が、このところ猛烈な勢いで成長しています。

5日ほど前にトマト棚からこぼれ落ちそうだった枝葉の群れ↓
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こぼれ落ちました。
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まるで滝のよう。
ようやく、生長点に手が続くようになり、摘芯しました。

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空中トマトにハダニ・アウトブレイク?
すっかり秋らしくなってきました。
これは先週土曜日に3階ベランダから撮影した、いかにも秋らしい夕陽(ちょっと異常気象入ってる?)。
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遠赤色光が豊富で、トマトの徒長を抑制してくれそう。
昨年のように、9月に入って猛暑がぶり返し、3階ベランダのトマト棚の空中トマトトマトサビダニが蔓延するのでは…との懸念は、どうやら杞憂に。

ぜいたくトマト」も狭いトマト棚から、世界に向けて羽ばたこうとしています。
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春夏トマトの秋冬シーズンへの継続栽培にめどが立ったか…
と安心していたところ、とんでもない伏兵が。ハダニです。
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被害は現状、局所的ではありますが、気温が高い日が続けばアウトブレイクの予感。
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9月に入り、「ぜいたくトマト」の一部に、はびこっていたものの、「サビダニの脅威に比べれば…」と高をくくっていました。
実は、ベランダでの水耕栽培で本格的なハダニ被害を受けたのは今回が初めて。去年もおととしも、ほとんど被害はなかったのです。

ハダニの繁殖ペースはサビダニに劣らぬ勢い。
熟した実もこのありさま。
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ハダニの英文名は「spider mite(クモダニ)」だそうですが、本当にクモの巣そっくりの巣をつくります。
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まさか、虫を捕食しているわけでは…

今シーズン、使用枠が1回分残っているコロマイトを投入しようかとも思いましたが、気温も徐々に低下し、この先、増殖の勢いは鈍るはず。自然素材の殺菌殺虫剤「アーリーセーフ」のメガ散布にとどめ、もうしばらく様子を見ます。

おまけのショット。旧大塚ハウス(現OATハウス)を製造販売しているOATアグリオ本社(東京都千代田区)前の車道を走行するマリオカートのご一行。
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この道路、カートで走っていいのか?
東京ゲームショウのプロモーションでしょうか。カメラにポーズを決めてくれましたw
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春夏トマト、夏越えに成功

9月も半ばを迎え、元気がなかった3階ベランダトマト棚の春夏トマト2樹「ぜいたくトマト」「フルーツルビーEX」は成長の勢いを取り戻しつつあります。
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何とか一夏を無事に生き延び、秋冬シーズンに命脈をつないだようです。

新しく伸びた枝は猛暑のころに比べやや太くなり、毛茸(もうじ)も蓄えています。
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ただ、トマト棚の外側に張り出そうとする枝を内側にうねらせているうちに、何本もの枝がトマト棚の上に積み重なり、まるでとぐろを巻いたような状態に。
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その上でさらに上方に伸びる枝のてっぺんは大空のかなた。
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これからの季節、屋根の影に入る心配もなく、日照の観点からは申し分ない状況なのですが、収穫時には高枝切りハサミが必要になるかも。

以前は踏み台に登り、トマト棚の上に突き上げたカメラでトマト棚上部全体の様子を撮影できていたのに…
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今や数十センチ先までしか撮影できません。

これだけ高く伸びると、トマト棚に固定できないため、台風の直撃を受ければひとたまりもありません。
こうなる前に、切り戻しをしてすっきりしておけばよかった。

もう一つ、気になるのは、ダニ問題。
トマトサビダニがところどころで生き延び…。
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さらに、このところハダニも発生しています。
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7月末に購入したばかりの「アーリーセーフ」が、早くも空っぽになりそう。

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どっちが有利? 秋冬新規と春夏継続
東京はここしばらく、ほとんど陽が射さない、ぐずつき気味の天気が続いたものの、トマトにとってはしのぎやすい涼しさでした。8月の猛暑を何とか乗り切った3階ベランダ、トマト棚の「ぜいたくトマト」と「フルーツルビーEX」は、この間に猛暑とトマトサビダニで消耗した体力を回復したようです。随所から新しい芽を伸ばしています。
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しかし週末は久しぶりの30度超え。トマト棚の色合いは、心なしか、全体に黄みがかっているような。
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つぶさに観察すると、予想通り、気温の上昇とともに、なりを潜めていたトマトサビダニが息を吹き返しつつありました。いくら倒しても生き返ってくる様子は、さながらゾンビのよう。

裏面がてかった葉はすべてカット。廃棄したのは大きなビニール袋一杯分に。
そして、8月22日以来、ほぼ2週間ぶりに「アーリーセーフ」の大量散布を実施しました。
アーリーセーフは単発では効果が薄いので、雨さえ降らなければ3~4日は散布を続けることにします。

9月半ばまでしのぎきれば、この2つの春夏トマトをこのまま秋冬シーズンにつなげられるでしょう。
すでに初夏までに着果した実はほとんど終了。数こそ少ないものの、8月の比較的涼しい日に着果した実が少しずつ肥大しています。
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秋冬シーズンを勢いのある新規の苗で始めるのではなく、春夏の継続策で行こうと決めたのは、気温がトマトの生育温度以下に低下するタイムリミットまでに、より多くの実をつけられると考えたためです。秋冬苗で始めた昨シーズンのトマトは、当然のことながらまず栄養成長から始まり、生殖成長のピークは晩秋。このため、着果した実のほとんどが緑色のまま年明けの1月に活動限界を迎えました。これに対し、すでに多くの枝葉を展張させている春夏トマトなら生殖成長のピーク時期が一足早く到来するため、時間との戦いでは有利との判断。

ただ、トマト棚の上では多くの花が咲いているものの、生り疲れのせいか、全体に枝が細く、花にも勢いが感じられません。これが春夏トマト継続の弱み。
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夏場に弱った根が気温の低下とともに再生すれば、樹勢も回復する?

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Author:glass★hoppy
年齢別構成--M3
生息地域--東京
脳内成分--園芸(水耕栽培、花壇)、料理、酒、ロードバイク、各種工作(栽培装置、電子装置、パソコン、自転車)、経済情勢、国際情勢、帝国海軍、戦国武将、藤沢修平



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