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べランダ・ハイドロポニック 水耕栽培工房
素人工作で水耕栽培の巨木トマトに挑戦
巨木トマトの容積の壁
水耕栽培を始める動機となった巨木トマト。狭いベランダでどこまで大きく育てられるのか、そのためにはどうしたらよいかと、あれこれ構想を練るのが楽しみの一つでもあります。

さまざまなイマジネーションから生まれた我が工房の自作水耕栽培装置も性格付けが違い、最初に作った「ベランゲリオン初号機」は多くの根を展開できること、空中トマトを育てている「ベランゲリオン四号機」はトマト棚付近に植物を直接展開できること、そして「ベランゲリオン弐号機」は軽量さを備えながら、そこそこの養根スペースを確保できることがコンセプトでした。

ただ、自作装置には養根スペースという壁があります。トマトをどこまで大きくできるかの要素の一つは、養根スペースの大きさ。例えばハイポニカの巨木トマトの栽培槽の大きさは縦3メートル、横1メートル、高さ10センチ。容積は約300リットルです。

実際に、これだけ大きな栽培槽を設置できる家庭はあまり多くはないでしょう。四号機に至っては、土台に使った2リットルペットボトル×5本=わずか10リットル。ぜんぜん足りません。

しかし、栽培槽が大きくないからといって、大きなトマトの木に育たないとは必ずしもいいきれないような気もします。
これは、3階のベランダ東側に設置している自作水耕装置「ベランゲリオン初号機改」の内部の様子。
IMG_1128.jpg
3株のトマトの根が「NFT式(薄膜水耕)」ベッド最上段に勢いよく広がっています。

これに対し、その左隣に設置している「ベランゲリオン参号機」の内部はどうなっているかというと…
IMG_1130.jpg
根の広がり方には天と地ほどの差があります。環境の違いは、初号機改に比べ、流れている養液量が少ないこと、ベッドの表面にプチプチシートを装備していること、くらいです。

さて、この根の成長の違いはトマトの地上部にどのような差となって表れているのか…
IMG_1132.jpg
密植していて分かりづらいですが、左右2つの栽培槽にそれぞれ3株ずつ植えたトマトの育ち方に、違いはほとんど見られません。養根スペースは大きいに越したことはありませんが、成長が必ずしも根の大きさにとらわれるわけではないという例。

ところで、我が工房の自作水耕装置ではスペースとともに、どれだけ根を長く伸ばせるかを重視しています。根が長ければ養液が循環して接する根の表面積も大きくなり、肥料の吸収効率が上がるのではないかとの発想。

初号機改でNFT式ベッドを4層と「DFT式(湛液型)」槽1段を重ねて通常より根が長く伸びるようにし、空中トマト用の「ベランゲリオン四号機」も同様に、長いパイプ内に根を極端に長く伸ばす設計としたのは、このためです。

極端なたとえで、縦1メートル、横1メートル、深さ1メートルの真四角の栽培槽と、縦100メートル、横10センチ、深さ10センチの栽培槽にそれぞれ根がいっぱいに展張し同じ量の養液が流れたと仮定した場合、根が養液内の肥料分と触れ合う接点は後者の方が格段に大きくなるはずです。

さらに、根と養液が触れ合う表面積が同じでも、養液が流れる速度を変えることで成長に違いが出るようです。これは以前、ハイポニカの協和さんの幹部の方にお聞きした話ですが、成長するに従い、根に流す液肥の速度(量)を増やして肥料の吸収効率を上げているとのことでした。

我が工房でも、時期を見てポンプを増強し、流量をあげることを検討しています。

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コメント
こんにちは~
ホントだ。
ベランゲリオン参号機、地上部に比べて、根が少ないですねぇ。

腋芽の本数と、根の本数は相関が高いですが、
根の長さと、地上部の背丈も、もっと相関が高いと思っていました。
相対速度があれば、その分だけ根は短く育つのでしょうか。
それとも、長さに関しては全く関係ないのか?う~ん。奥が深そう。

実は、昨年の後半、ぶくぶくと液肥循環のハイブリッドをやってたのはコレです。
ICHIは、
  [養分吸収量]=[根の表面積]x[根と液肥の相対速度]
だと思って、
前半で根を伸ばすだけ伸ばして、後半に、液肥巡回を加え、
養分吸収量を稼ごうとしたんです。

液肥の巡回方向が、底⇒水面、水面⇒底で、どう変わるのかが興味ポイントです。

ただし、昨年、根が全然伸びず、地上部も、腋芽ばかり伸びて、
主幹が伸びないトマトが現れ、垂直パイプなんで根のパンパンになるのは早く、

  背丈チンクリン&腋芽だらけで枝が混みあう⇒風通し悪い⇒サビダニ

というのをやっちゃって、最初から撹拌性能を上げるのも問題のように感じています。

あと、3Fだから大丈夫なのかな?
NFTだと根圏に6角形のカメムシが根圏でたむろしたりしませんか?
気付くと根にいっぱいしがみついてたり。。

去年、実験的にやってたNETは、カメムシとの戦いでした。
DFTでも、どうしても水面から根が顔を出すのですが、そこにカメムシが汁を吸いに来ます。
今年気密性を上げたのは藻対策も大きいですが、ムシ対策もあります。
[2013/05/25 17:28] URL | ICHI #mQop/nM. [ 編集 ]


あっ、
>去年、実験的にやってたNETは、カメムシとの戦いでした。
NFTですね。
[2013/05/25 17:29] URL | ICHI #mQop/nM. [ 編集 ]


ICHIさん、どーもです。

カメムシですか。
昨シーズンから一度も目にしたことはありません。
言われてみれば、3階には蚊の飛来も少ないです。
高いところに上って来られない害虫も多いんでしょうか。
(アブラーは上ってきますが…w)

高層ビルの屋上とかなら完全無農薬でいけるかもw
[2013/05/26 12:17] URL | glass★hoppy #NkOZRVVI [ 編集 ]


うおう!元気いっぱいですねえ。
これはどっさりトマトが楽しみ。

三号機の根の広がり具合がねづまりっぽい雰囲気でちょっと心配ですねえ。
水量を増やしてもうちょっと根を泳がせてあげるとよいかも。
[2013/05/26 22:14] URL | rune #- [ 編集 ]


runeさん、こんにちは。

>水量を増やしてもうちょっと根を泳がせてあげるとよいかも。

私も、ちょっと、かわいそうかな、とは思っているのです。いずれ流量は増やすつもりですが、ひょっとしてこの流量でこのまま大きく育ったりしたら、それはそれでエコかなぁと…w。

あと、水耕栽培で永田式ができるかも…とw
[2013/05/27 01:26] URL | glass★hoppy #NkOZRVVI [ 編集 ]


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Author:glass★hoppy
年齢別構成--M3
生息地域--東京
脳内成分--園芸(水耕栽培、花壇)、料理、酒、ロードバイク、各種工作(栽培装置、電子装置、パソコン、自転車)、経済情勢、国際情勢、帝国海軍、戦国武将、藤沢修平



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